
はじめに
東洋医学というものを聞いたことがあるだろうか
一般的に日本でいう東洋医学とは、「中国伝統医学」のことである
各個人の身体のバランスを整えることを主とした医学で、個人の特質、心の動き、季節などの様々な要因に左右されることなく、活力ある生活を送ることを目標にしたものである

多くの人に一括の診療をし、薬を処方する西洋医学とは異なった医学である
個人の特質や住む地域の気候が異なる中で、オーダーメイドの対応をしていく東洋医学は、現代に求められている健康法なのかもしれない

その中でも、現代人が抱えているであろう不調の原因を作ってる3要素を紹介していく
暴飲暴食

現代は食物に恵まれているため、欲のままに食べている人を目にする
特に
・砂糖が多く含まれたお菓子やジュース
・安価で高カロリーな揚げ物
・アルコール
などは、身体のバランスを大きく崩す
これらを控え、豆、海藻類、野菜、魚、キノコ類をよく噛んで食べ、腹八分目に抑えることがよい

お腹や足の冷え

現代は地球温暖化により、短パンや裸足など涼しさを求めるファッションをしている人が多い
暑さ対策として理にかなっているように思われがちだが、これが身体の体温差を招いている
本来、温かいものは上にいく性質から、頭を冷やし、足を温めることで体内循環がよくなる
上半身を日差しにさらしながら、短パンを履くことは、頭を熱し、足を冷やすという循環によくない行為である
よって、上半身は涼しくし、長ズボンと靴下で下半身は温めることが大切である

精力の浪費

東洋医学では、元気の源は腎に貯蔵されている「精」だという考え方がある
この精には、親から遺伝的に授けられる「先天の精」と生活習慣によって貯えられる「後天の精」に分けられる
現代人は欲のままに精を放出し、気力を失っている
精を出す頻度をコントロールすることや、精を貯める食生活にすることで改善していく必要がある
・魚介類
・海藻類
・きのこ類
などミネラルの多い食材を取り入れることで、腎臓にエネルギーを蓄え、精をつけることができる
まとめ
現代人は
・暴飲暴食
・お腹や足の冷え
・精力の浪費
によって活力を失っている
できることから改善していけるとよいだろう


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